#01 Cubism Modeler を起動して準備をしよう


    素材の用意

まずはダウンロードしたサンプルデータの zip ファイルを解凍してみましょう。
下記の4つのファイルが出てきます。


  • simple_01.canx  :   完成したLive2Dのアニメーションファイルです。Cubism Animator で開くことができます。
  • simple_01.cmox : 完成したLive2Dのモデルファイルです。Cubism Modeler で開くことができます。
  • simple.psd : モデルの元となる素材分けされた画像ファイルです。
  • sketch.png  :  目を口を閉じた時の形をつくるときに、下絵として使う画像です。

チュートリアルでは「simple.psd」「sketch.png」の2つのファイルを使って、モデルを作っていきます。
アニメーションとモデルの完成ファイルは、分からない箇所の参考として見ると良いでしょう。


TIPS
 : 
PSDファイルについて
PSDファイルはPSDインポート機能を使うために、キャラクターの部品ごとにレイヤーを分けしてあります。





    Cubsim Modeler の画面

Cubism Modeler を起動すると下記のような画面が現れます。
まずは、主要なパレットについて説明します。




  1. パーツ
    パーツの一覧が表示されるパレットです。パーツはキャラクターを構成する部品のグループのことです。ここにパーツ名に応じてポリゴンを割り当てたテクスチャ(描画オブジェクト)とデフォーマを格納します。

  2. デフォーマ
    デフォーマの親子関係がツリー構造で表示されるパレットです。デフォーマの数が増えて複雑になった親子関係を確認するときに便利です。

  3. 編集
    選択したオブジェクト(描画オブジェクト・デフォーマ)の設定を確認・編集できるパレットです。所属しているパーツや、親のデフォーマ、描画順、不透明度などを設定できます。

  4. パラメータ
    パラメータの設定を行うことができるパレットです。パラメータとはキャラクターの動きの程合いを数値化したものです。キャラクターの動きを設定するときにこのパレットを使います。

  5. キャンバス
    キャラクターとデフォーマを配置するパレットです。


    PSDファイルのインポート

PSDファイルを読み込みます。
PSDファイル(simple.psd)を Modeler にドラック&ドロップします。




しばらくすると、テクスチャとポリゴンが自動生成された結果が表示されます。
※2016/02/08 推奨値をデフォルトに設定




左下にある[情報]欄の[配置倍率]をみると、設定によっては下図のように100%になってない場合があります。




[配置倍率]が100%になっていないと、画像が縮小されて配置されるので絵が劣化することになります。
絵を綺麗にするために、次は[配置倍率]が100%になるように画面左にあるインポート設定を調整していきます。



    インポートの設定

今回は、テクスチャサイズ2048で100%で配置されるように設定していきます。

まずは、[テクスチャサイズ]が2048になっていることを確認します。
別の数値が入っている場合は、コンボボックスをクリックして「2048」を選択します。




次に[レイアウト]と[ポリゴン]の項目に数値を入力していきます。
[レイヤーの回転を許可する]にチェックを入れると、各部位が回転し再配置されます。
下記の値がデフォルトで設定されている推奨値です。



レイアウト

レイヤー間のマージン : 10
レイヤーの回転を許可する : チェックを入れる
再インポート用オフセットX,Y : 0,0





ポリゴン
境界のマージン(外側) : 6
境界のマージン(内側) : 
6
境界の最小マージン : 2
点の境界(ピクセル) : 30
サイズ比による間隔調整 : 2.00
境界の最小点数 : 5
透明とみなすアルファ値 : 0


各項目の詳しい解説はこちらをご覧ください。
※2016/02/08 「境界のマージン」を(外側)、(内側)に分離し、個別に調整出来るよう変更


[配置倍率]が100%になれば設定は完了です。

最後に、[描画順を自動設定]にチェックが入っていることを確認して下さい。
ここにチェックを入れておくとインポート後に描画順の数値が自動的に設定されます。




全ての設定が終わったら下にある[OK]ボタンをクリックします。




これでモデルの元となる絵が配置できました!




POINT!
キャンバスに配置された絵は『描画オブジェクト』と呼びます。



    下絵を読み込む

続いて、下絵を読み込みます。
PSDファイルと同じように下絵のファイル(sketch.png)を Modeler にドラッグ&ドロップします。
[画像設定]ダイアログが表示されるので、ここで画像の使用方法を選択します。




「下絵」が選択されていることを確認して、「OK」ボタンをクリックします。




これで下絵が配置できました。
下絵のファイルは「パーツ」パレットの「 [ 下絵 ] 」パーツに格納されました。



読み込めたらPSDファイルと下絵が重なって表示されるようになりました。
下絵を用いる工程まで非表示にしておきます。


パーツパレットで、下図の赤い枠の位置にある「+」アイコンをクリックすると「-」アイコンに変わり、下の階層を開くことができます。
また「-」アイコンをクリックすると開いた階層を閉じることができます。
下絵は描画オブジェクトなので、[描画]の中に入っています。




「sketch.png」の瞳のアイコンをクリックして、非表示にします。




これで見やすくなりました。




配置した下絵は動かないように固定しておきたいので、
下図の赤枠の位置をクリックして、「下絵」パーツをロックしておきます。




TIPS
下絵の不透明度を変えたいときは、下絵を選択してから、編集パレットの[不透明度]に数値を入力します。
数値上で左右にドラックすることで値を変更することもできます。





    ファイルの保存

準備ができたら一度ファイルを保存しておきましょう。

[ファイル]メニュー→[保存]をクリックします。



[保存]ダイアログが開くので、ファイル名を「simple_01.cmox」と入力します。
ファイル名の末尾に番号をつけておくと管理しやすくて良いかと思います。
最後に、[保存]ボタンをクリックしてファイルを保存します。






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