モデルやモーションで作成した腕の切り替えの仕組みを反映させるための json 形式の設定ファイルを作成します。 モデルビューアではモデルデータ( .moc ファイル)を使用するので、事前に書き出しておきましょう。
「ファイル」メニュー→「追加」→「ポーズ設定」をクリックします。
「.pose.json」というポーズの設定が追加されます。
pose.json をクリックして見ることができるパーツID一覧は cmox で作成した全てのパーツIDです。
服装によって moc を復数作成している場合でも、共通で使用できる1つのポーズ設定ファイルを作ることができます。
腕のパーツIDを見つけて、グループナンバー( group No )を設定します。
同じグループナンバーに所属するパーツは、そのグループで1つしか表示されなくなります。
サンプルのパーツ構成は下記のようになっていますので、上図のようなグループ設定になります。
PARTS_01_ARM_L_A_001 → 左腕 腕セットA 衣装1 → 0
PARTS_01_ARM_R_A_001 → 右腕 腕セットA 衣装1 → 1
PARTS_01_ARM_L_B_001 → 左腕 腕セットB 衣装1 → 0
PARTS_01_ARM_R_B_001 → 右腕 腕セットB 衣装1 → 1
サンプルの腕は、左腕と右腕のパーツを分けてつくってありますが、 腕のセットごとにパーツを作っているシンプルな構成の場合は下記のように設定します。
PARTS_01_ARM_A_001 → 腕セットA 衣装1 → 0 PARTS_01_ARM_B_001 → 腕セットB 衣装1 → 0
設定ができたら、腕の切り替えに対応したモーションを読み込んで再生してみましょう。 正常に設定ができていたら腕が切り替わります。
ポーズの親子設定
モーションで表示非表示を設定した腕パーツ以外の、別の服装の腕パーツには「parent ID」を設定して親子関係を作ります。
parent ID 欄に親を設定した腕パーツは、その親のパーツと同じ切り替えの動作をするようになります。
サンプルのパーツ構成は下記のようになっていますので、上図のようなグループ設定になります。
PARTS_01_ARM_L_A_002 → 左腕 腕セットA 衣装2 → PARTS_01_ARM_L_A_001 PARTS_01_ARM_R_A_002 → 右腕 腕セットA 衣装2 → PARTS_01_ARM_R_A_001 PARTS_01_ARM_L_B_002 → 左腕 腕セットB 衣装2 → PARTS_01_ARM_L_B_001 PARTS_01_ARM_R_B_002 → 右腕 腕セットB 衣装2 → PARTS_01_ARM_R_B_001
腕のセットごとにパーツを作っている先ほどのシンプルな構成の場合は下記のように設定します。
PARTS_01_ARM_A_002 → 腕セットA 衣装2 → PARTS_01_ARM_A_001 PARTS_01_ARM_B_002 → 腕セットB 衣装2 → PARTS_01_ARM_B_001
親に設定したいパーツIDを選択して右クリックで「IDをコピー」、 parent ID の欄で右クリックして「ペースト」でパーツIDを貼り付けることができます。
「ファイル」メニュー→「書き出し」→「ポーズ設定」で、JSON設定ファイルを書き出すことができます。 ファイル名はそれぞれの服装の moc でも使うので、デフォルトの「haru_01.pose.json」ではなく「haru.pose.json」のように共通で使えるような名前にするといいです。
これでファイルの書き出しは完了です。
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