Animatorを利用する上での注意事項を記載します。 Animatorでは、 A. QuickTime、AVIなどの動画制作 B. ゲームなどでのリアルタイム描画時に使用するモーション(.mtn)の生成 が可能です。 (1)動画制作時の注意事項 動画制作の場合は基本的に見たままの表現を書きだすため、あまり注意事項は有りません。 (2)モーション(.mtn)設定時の注意事項 モーション設定は、プログラム上で他のモーション、表情のパラメータ設定、自動モーション(呼吸、髪揺れなど)、リップシンク等と組み合わせて利用され、必ずしもAnimator上での表示のとおりにはならならないため注意が必要です。 ■基本 ・顔の向き、目線等 : 通常、他のモーションとの組み合わせにより表現されます。 ・髪揺れ : 通常はプログラムで設定され、Animator上での設定は無視されます。 ・リップシンク : 通常はプログラムで設定され、Animator上での設定は無視されます。 ・位置・拡大縮小 : 通常はプログラムで設定され、Animator上での設定は無視されます。 ■最初のコマに全てのキーを打つ ・髪揺れと呼吸のキーを打っても上書きされるのでOK ■最初の1秒間くらいはポーズを変更しない ・最初のキーフレームのポーズを数秒キープすればOKなので デフォルトのポーズじゃなきゃダメって訳じゃないです。 ・目立ちそうなポーズほど動き出しに余裕をもたせる。 ■最初と最後の1秒間は、目パチ(まばたき)を入れない。【要注意!!】 ・モーションのフェードの関係で、最初と最後の1秒間に目パチ等の目を閉じるモーションを入れても、 半目になってしまいます。目パチのモーションはこの範囲を避けて設定してください。 ・閉じ目や笑い目の表情を付けたい場合も同様に、目を閉じる動きを最初と最後のモーションに含めるのは避けてください。 開始時に閉じ目や笑い目にしたい場合は、はじめから閉じ目や笑い目の閉じた状態にしてモーションを開始してください。 ■アイドリングモーションの最初と最後の2秒間くらいは目パチ(まばたき)させない ・アイドリングモーションはフェードの時間が長く設定されることが多いので、 最初と最後の1秒間を避けて目パチを入れても半目になることがあります。 ■書き出しの時は ・キーあるパラメータ ・キーのあるパーツ に設定 ■腕の切り替えがある場合 ・最初にどの腕を表示させるかを「パーツの表示非表示」で設定 ・その際、非表示の腕にも非表示のキーを打つ どのようにプログラム上で表現されるかは、プログラムの調整内容により異なります。 予めプログラマとの間で、どのようにAnimatorで設定するか決定する必要があります。 |
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